ペットを飼うと、癒しや優しさなど大きな喜びを得る事が出ます。しかしその一方で大きな責任も伴います。
特に、初めてペットを迎え入れる場合は、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。
この記事では、犬猫を初めて飼う方に向けて、知っておくべきことをまとめました。
初めてのペットライフ:犬猫を飼う前に知っておくべきこと
1. ライフスタイルに合ったペットを選ぶ
犬と猫は、それぞれ異なる性格や飼育方法が必要です。自分のライフスタイルに合ったペットを選ぶことが、長く幸せなペットライフを送るために重要です。
犬は活発で社交的な性格のものが多く、毎日の散歩や運動が必要です。そのため、アクティブなライフスタイルを送っている方や、家にいる時間が長い方に向いています。
猫は比較的独立心が強く、室内で過ごす時間が長い傾向があります。そのため、一人暮らしの方や、共働きのご夫婦など、留守番が多い方に向いています。
2. 飼育に必要な費用を把握する
ペットを飼うには、食費、医療費、トリミング代など、様々な費用がかかります。事前にしっかりと予算を立て、計画的に飼育することが大切です。
食費は、ペットの種類や体格によって異なりますが、犬の場合、月額5,000円~1万円程度、猫の場合、月額3,000円~5,000円程度が目安となります。
医療費は、予防接種や病気になった時の治療費などで必要となります。年間で数万円程度かかることを想定しておきましょう。ペット保険に入るのも有効です。
トリミング代は、犬種や毛量によって異なりますが、月額2,000円~5,000円程度が目安となります。
その他にも、ペット用品代や保険料なども必要となります。
3. 住環境を整える
ペットを安全に快適に過ごせるように、住環境を整える必要があります。
- 脱走防止:犬の場合は、リードや首輪を必ずつけ、家の中からは脱走できないようにしましょう。猫の場合は、脱走防止ネットなどを設置しましょう。
- 誤飲防止:ペットが誤飲して危険な物は、手の届かない場所に置きましょう。
- トイレ:犬の場合は、トイレトレーニングが必要です。猫の場合は、猫砂を用意しましょう。
- 寝床:ペット専用の寝床を用意しましょう。
- 遊び場:犬の場合は、おもちゃを用意してあげましょう。猫の場合は、爪とぎを用意しましょう。
4. しつけをする
ペットとの生活を円滑にするために、しつけは必要不可欠です。
- 基本的なコマンド:犬の場合は、「座れ」、「待て」、「おいで」などの基本的なコマンドを教えましょう。猫の場合は、トイレや爪とぎの使い方を教えましょう。
- 社会化:犬の場合は、他の犬や人との接し方を教えましょう。猫の場合は、人への警戒心をなくしましょう。
- 問題行動の修正:吠えたり、噛んだりなどの問題行動があれば、早めに修正しましょう。
5. 動物病院を見つける
かかりつけの動物病院を見つけておきましょう。予防接種や健康診断、病気になった時の治療などを依頼することができます。
ペットを飼っている知り合いがいたら評判の良い動物病院を教えて貰うとより安心です。
6. 終生飼育の覚悟を持つ
ペットは家族の一員です。ペットにも感情や心があり人間より飼い主さんを強く信頼し慕っています。最後まで見捨てず責任を持って飼育する覚悟を持ちましょう。
犬と私の10の約束という犬の立場から飼い主にしてほしいと願う事柄をまとめたものです。基本的に猫も同じです。
是非読んでペットの気持ちを知っておいて下さい。
1.私と気長につきあってください。
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3.私にも心があることを忘れないでください。
4.言うことをきかないときは理由があります。
5.私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
7.私が年を取っても、仲良くしてください。
8.私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9.あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
10.私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
まとめ
ペットを飼うことは、命を預かる上で大きな責任を伴います。しかし、それ以上に多くの喜びを与えてくれる存在です。
この記事を参考に、しっかりと準備をして、ペットと自分の相互が幸せになれる生活を送ってください。
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